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                                   Bolzano    ●

    LAFHNHOF ●

​  PFITSCHER ●

Alto Adige - Trentino                                                    

 

* LAHNOHF   ラノフ  (コスタ・グループ)

 

ボルツァーノの町から南西へ8kmほど。イザルコ川の谷あい。サン・ミケーレ・アッピアーノを見下ろす何とも美しい景色の中にラノフはあります。550mと比較的標高の低いブドウ畑は僅か3haほど。ソーヴィニョンやピノ・ビアンコなどを栽培。ボルツァーノの北東25kmほどの距離にあるヴァッレ・イザルコの畑は標高が600mから800mにも達する高山地域。ケルナーやフェルトリーナー、リースリングを栽培します。いずれも極少量生産。透き通った酸味と肉厚な果実みが高次元のバランスを可能としています。醸造責任者はカルロ・フェッリーニが務めます。エミリア・ロマーニャに拠点を置くコスタ・グループの傘下。コスタ家はその他、トスカーナ・グロッセートにテッレ・ディ・フィオーリ、ピエモンテ・バローロにデュエ・コルティと3か所にごく小規模ながら農園を所有します。

 

取扱いワイン;Pinot Bianco sudtirol, Sauvignon, Gewerztraminer,  Kerner Eisactal,  Veltliner Eisactal

 

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  Montagna   ボルツァーノ・モンターニャ         (モンターニャ村 - ボルツァーノ)                

* PFITSCHER   フィッチェル社

アルト・アディジェ州の主要都市ボルツァーノから南へ10kmほど。アディジェ川を挟んだ東側の谷の斜面にモンターニャという村が小ぢんまりとたたずんでいます。山の中腹で、標高は約500m。村民1600人ほどのイタリア国の町ですが、内90%以上が公用語をドイツ語とし、現地ではモンタンMontanと呼ばれています。

フィッシェルはこの村はずれにある創業1861年の老舗ワイナリーですが、量的な生産から品質の追求に舵を取り直したのは30年程前。現当主クラウスと妻モニカは代々引き継がれてからでした。彼は伝統を維持しながらも自分にできる限りの真実性、情熱、革新性、自然さを求め、畑に、醸造に、環境にと今でも改善を続けています。自社で所有する10haと友人から借り受けた5haは標高300mから900mの間に位置する急勾配のぶどう畑で 、機械が使用できないため、すべての作業は人の手によって行われます。土醸は粘土と石灰質の土で主に構成されており、約1/4がピノ・ネーロ。ラグレインやスキアーヴァなどの黒ブドウの他、ソーヴィニョンやシャルドネ、トラミネールと多種多用な品種をその土質と標高、微細気候を考慮しながら栽培しています。畑ではカビ病対策のために使用する硫黄と銅のみで、他一切の化学物質は使用しない、いわゆる有機栽培(ビオ)を行っています。ボトリングの際も酸化防止剤は加えず極力、自然の状態でワインをリリース。年間10万本を産出しています。高品質のイタリアワインには珍しく、イタリア国内やスイスで人気が高いため、90%が近隣で消費されているそうです。

現在は息子のハンスが父と共にカンティーナを、次男のダニエーレがマーケットを担当。妹マリオンは事務方として母をサポート。祖父のアルフレードは80歳に近いが、今でも急こう配ながら、毎日畑の世話をします。ダニエーレに言わせれば、ブドウは祖父の仕事の賜物とのこと。家族一丸となり、優秀なワインを生産しています。

 

取扱いワイン ; "Arvum" Chardonnay , "Dola" Muller Thurgau , "Saxum" Sauvignon Blanc

                      "Langefeld" Pinot Bianco , "Stoass" Gewurztraminer ,  "Fucsleiten" Pinot Nero

                      "Matan" Pinot Nero Riserva , Cortazzo 

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