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Torino
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Barolo - FRANCO MOLINO
- BERGADANO
- DUECORTI
Piemonte ピエモンテ州
アルプスの南側に広がるピエモンテ。「山の麓」の意を持つ通り、山岳地や丘陵地が多い州です。
大衆車として愛されるフィアットの本拠地トリノが州都で、工業地のイメージが強いですが、
穀物や野菜、ノッチョーラや栗など農業も盛んで、ワインにおいてはトスカーナと並び赤ワインの
銘醸地として世界に広く知られます。
王のワインとも詠われるバローロをはじめ、バルバレスコ、ガッティナーラ、ゲンメといった
ネッビオーロ種から作られる偉大なワインが産出されています。
特にバローロの地域は職人気質の家族経営ワイナリーも多いです。
Barolo バローロ地区 (ラ・モッラ村)
* FRANCO MOLINO フランコ・モリーノ社
ラ・モッラ村の南東端アンヌンツィアータ・ロッカの集落に位置します。曾祖父フランコ・モリーノがこの地に長屋になった牧畜納屋(カシーナ)と小麦畑、ブドウ畑などを取得したのは1965年のこと。その後、小さいながらもバローロ村のBricco ZoncaiとSarmassa、ラ・モッラ村のRocche dell’AnnunziataとBricco Rocca、カスティリオーネ・ファッレット村のVilleroと地域と地質の異なる畑を取得して行きました。現在、所有面積は10haに及び、両親の代では数百本程度でしたが年間4万本を生産するまでとなりました。孫娘である当主シルヴァーナはBIOTIPICOの規定にのっとって農薬、化学肥料などを一切使いません。しかし、彼女の考えるワインとは“ビオ”という言葉の実現ではなく、畑に囲まれて生活する幼い娘たち、またワインを口にする人へのできる限りの健康や安全への配慮であるようです。
取扱いワイン;Barolo, Barolo Rocche del'Annunziata, Barolo Riserva "Villero", Barbera d'Alba
Langhe Nebbiolo, Langhe Favorita, Dolcetto d'Alba, etc
Barolo バローロ地区 (ラ・モッラ村)
* BERGADANO ベルガダーノ社
フランコ・モリーノ、シルヴァーナの夫方のワイナリー。ピアッカルロも同じくワイン農家の出で、その名字Bergadanoとしてワインを生産しています。1974年に父カヴァリエール・エンリコ・ベルガダーノが創立。エノロゴ、セルジオ・モリーノ氏に師事を仰ぎながら小規模ながら運営しています。バローロ村とモンフォルテ・ダルバ村、ノヴェッロ村に畑を所有しますが、合わせても2.2haほどの小さなもの。妻のワインと同じくフランコ・モリーノの設備で発酵、熟成等の管理をし、特に優秀なサルマッサの畑からはクリュ名乗る素晴らしいワインが出来上がります。
取扱いワイン;Barolo, Barolo "Sarmassa" , Barolo Riserva "Sarmassa" , Barbera d'Alba
Langhe Nebbiolo
Barolo バローロ地区 (モンフォルテ・ダルバ村)
* DUECORTI デュエコルティ社 (コスタ・グループ)
バローロの中心地区モンフォルテ・ダルバに位置する小規模ワイナリー。所有する11haのブドウ畑は標高の差が270~550mと300m近くもある急こう配の畑で、やせた砂地。結果、ミネラルに富んだブドウが育まれます。エルヴェツィアーノ帯に含まれ、一般的には男性的な超熟のバローロが産出されますが、発酵期間を短くしタンニンの過度の抽出を避け、また熟成段階でフレンチオークの小樽などを使用し、結果仕上げています。多くの不規則に散りばめられた点でデザインされたバローロのエチケッタ。モンフォルテの町を上から見下ろした際の町の様子とのこと。エミリア・ロマーニャに拠点を置くコスタ・グループの傘下。コスタ家はその他、アルト・アディジェにラノフ、トスカーナ・マレンマにテッレ・ディ・フィオーリを所有。
取扱いワイン;Barolo, Barolo "Castelletto" , Nebbiolo d'Alba "Falcone", Dolcetto d'Alba