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  Collio    コッリオ地区         (サン・フロリアーノ・イン・コッリオ村)    

 

* MUZIC       ムジッチ社

 

スロヴェニアとの国境は目と鼻の先。イタリア三大銘醸地の一つ、コッリオのサン・フロリアーノ・デル・コッリオ村に位置します。現当主イーヴァンの祖父が1927年、この村に定住したことに始まります。ブドウ畑はこの丘陵地であるコッリオに14haほど、他平野部のイソンツォに2haほどを所有し、年間9万本を生産するまでとなりました。彼らは極力、樹勢に合わせた仕立てを行い、樹齢50年以上の樹も多く所有します。コッリオの畑は「ポンカ」と呼ばれる、泥灰土と砂岩の混じったブドウ栽培に適した地質で、育まれたブドウにはしっかりと豊かなミネラルが含まれます。働き者のイーヴァンはコッリオの中でもとりわけ険しい勾配の畑で一日の多くを費やします。妻オリエタは事務全般と家事を、息子エリーヤとファビヤンは現在醸造を学んでおり、MUZICのワインを愛しています。家族4人、一丸となってワイン造りに取り組んでいます。

 

取扱いワイン;Collio - Friulano,  - Sauvignon,  - Malvasia,  - Ribolla Gialla, - Bianco "Bric",  - Pinot Grigio

                    Collio - Cabernet Sauvignon, Merlot,  Isonzo Cabernet Franc,  Primo Legno Bianco, picolit  etc

  Grave   グラーヴェ地区                (サン・マルティーノ・タリアメント村)                      

 

* PITARS   ピタルス社

 

フリウリ州の内陸部ポルデノーネとウーディネの中間地点、サン・マルティーノ・アル・タリアメントに120haものブドウ畑を所有します。ここは大河タリアメントと支流メドゥーナに挟まれた中洲にあたる川そばの内地。ドロミティ渓谷から運ばれ堆積した石灰質の小石で形成された砂地で、根は地中深くまで達し、ワインにミネラルを豊富に備えさせます。またアルプスが吹き下ろす冷たい風とアドリア海から流れ込む暖かい風が混ざり合うことで昼夜の寒暖の差が生まれ、ブドウに個性的で豊かなアロマが育まれると言います。フリウリではピタルスと呼ばれるピッターロ家。1510年よりこの地で労働者として従事してきたワイン用ぶどう農家の出。1968年アンジェロの代にワイナリーを創設。1989年ブルーノの代に革新的な技術を導入し、現在のようなハイクオリティーなワイン造りを開始。大手の生産者ですが、ほとんどのワインは地元で消費するバルク売りのもの。自社ブランドで販売するのは高品質の選抜されたブドウで造られたワインになります。

 

取扱いワイン;Grave - Friulano,  - Sauvignon,  - Verduzzo Friulano,  - Merlot,  - Refosco, 

           - Linea Riserva -

                    Seris Bianco,  Tureis,  Brumal,  Cabernet Sauvignon,  Naos,  Vino Dolce "Angelo"

     ● 

     PITARS

                            ● MUZIC

                  Gorizia  ●

 

                        Trieste

Friuli = Venezia = Giulia   フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州

  Isonzo   イソンツォ地区                (マリアーノ デル フリウリ村)                      

 

* MASUT  DA  RIVE   マズート ダ リーヴェ社

 

父の代までは彼らの苗字「ガッロ」の名を冠したシルヴァーノ・ガッロという会社でしたが、カルフォルニアの大手ワイン会社との商標争いに敗れ名前を変えざるを得なくなりました。ここマリアーノ・デル・フリウリにはガッロの苗字が多く、皆、あだ名をつけて呼び合ったそうです。川の側に住んでいたこのガッロ家はマズーットという呼び名だったためこの名を採用。現在に至ります。イタリアの白ワインでは最高峰だとも称されるヴィーエ・ディ・ロマンス社とはいとこの関係にあたり、畑も隣同士。しかし、父シルヴァーノは「自分の土地は赤ワインに向いている」と良い優れたピノ・ネーロを産出しています。白ワインはというと、ぶどうが熟し、果皮が日焼けをした瞬間を狙って収穫するという彼らの白、特にシャルドネはフリウリという北部産地にもかかわらずトロピカルな印象すら得るほど完熟した柔らかいもの。蜜の味も堪能できる優秀なものとなっています。現在は息子のファブリッツィオとマルコが力を合わせワイナリーを牽引しています。

 

取扱いワイン;"Maurus" Chardonnay, Isonzo Refosco,  Isonzo Pinot Nero,  Semidis,  Sassirossi, 

                     "Maurus" Pinot Nero

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